Mick Sawaguchi 沢口音楽工房
Fellow M. AES/ips
UNAMAS-Label・サラウンド寺子屋塾主宰
はじめに
本作は、2002年第75回アカデミーで6部門にノミネートされベスト撮影賞を受賞したアメリカ映画です。音響効果賞とベストMIX、ベスト・スコア音楽にもノミネートされましたが、本賞はThe Lord of the Rings-The Two Towersが受賞しました。筆者は、サウンド・デザインが知的で大変素晴らしいと感じたので紹介します。本作監督のSam Mendesがサウンドに要求した詩的で演劇的―be Poetic and Operatic-サウンドのリクエストをサウンド・デザイナーのScott Heckerが、リアリティ重視とは異なる様式美で表現したサウンド・デザインに着目しました。
ドラマの中でマフィアのボス「ジョン.ルーニー」を演じたPaul. Newmanの遺作でもあり撮影賞を受賞した撮影監督Conrad Hallも76歳での遺作となった117分の作品です。
1 スタッフ
Director: Sam Mendes
Sound Design: Scott Hecker (Foley ArtistのGary Heckerとは兄弟)
Final Mix: Scott.Millan / Bob. Beemer
At Sony Pictures William Holden Dubbing Stage
Production Sound: John. Pritchett
Foley Artist: Gary. Hecker / Mathew.Dettman
Scoring Music: Thomas. Newman
Scoring Mix: Armin. Steiner / Thomas. Vicari
At Paramount Scoring Stage / Sony Scoring Stage / Todd AO Scoring Stage / 20th FOX Newman Scoring Stage
2 ストーリと主要登場人物
1931年の冬、シカゴの西部に位置するイリノイ州ロックアイランドでの6週間の親子の物語が本作のテーマです。この町のアイルランド系マフィアのボス ジョン.ルーニーに家族同然にかわいがられているマイケル.サリバン。彼には、妻と2人の息子ピーターとマイケルがいます。
息子達は、父が何をしているかよく知りませんが父は、ジョン.ルーニーの殺し屋だったのです。ルーニーには、実の息子コナーがいますが、短気で父の利益をピンハネしサリバンの存在を疎ましく思っている性格です。マフィアの仲間が殺害されその通夜がルーニーの家で行われ席上死んだ弟の弔辞を述べた兄のフィンは、弟の殺害にルーニーと息子のコナーが関係していると非難し退席します。
後日和解の話し合いにフィンの事務所へ出かけたコナーとサリバンの車に息子のマイケルが潜んでいました。フィンの事務所内でフィンは、コナーがシカゴで金を横領しているのではないかと暴露しカッとなったコナーがピストルで彼を殺害、仲間もサリバンによって殺害されます。その一部始終をマイケルは、目撃し父とコナーに発見されてしまいます。
父ルーニーから短期な行動を攻め立てられたコナーは、現場に同席したサリバンを疎ましく思いマフィアにサリバン殺害を依頼、自らは、サリバンの自宅で妻と次男ピーターを殺害します。サリバンは長男マイケルと共にコナーへの復讐を決意しシカゴのカポネの部下ニティに支援を求めに出かけます。しかし逆にルーニーは、サリバン殺害のために殺し屋マグワイアを派遣します。カポネの資金を扱っていた会計士ランスから奪った帳簿からコナーが、彼の父ルーニーの金を横領していたことが分かるとサリバンは、ルーニーとコナーを殺害し抗争に止めをさします。
叔母のサラが所有するミシガン湖畔のビーチハウスへ身を潜め一息ついた親子をマグワイアが待ち伏せしサリバンは、息を引き取ります。ひとり残った息子マイケルは、犬を連れてかつて父と世話になった老夫婦が生活している農場で第2の人生を送ります。
3 作品の構成 起承転結と特徴的なデザイン例
● 起 19’11”
14”のノンモンの後、静かに湖畔のさざ波が入ってきます。4CHの波音ですが、2CHの源音がL-R、それにリバーブを付加した波音がLS-RSという構成です。
息子マイケルのモノローグで「これは1931年冬に父と過ごした6週間の物語」と提示され本作のメインテーマ「父と子の愛情」を息子のマイケルが、回想しているシーンです。波音は、タイトル後のオープニング音楽とオーバラップし音楽は、冬のイリノイ州ロックアイランドの風景と主人公マイケル少年が、街を移動し家族の待つ我が家へと帰宅し家族4人が紹介されるまでの3’07”を包んでいます。
この冒頭シーンのサウンドで、すでに本作のデザイン.コンセプトが明示されています。それは、通常のストーリ展開でリアルさを表現するために重要なアンビエンス音が使われず淡々と音楽が流れそこに単発的なFoleyが組み合わされる構成になっていることです。日本のアニメで用いるような点描的なサウンドと相似していますが最初は、あれ!なにかいつもと違うな?と思うかもしれません。
音楽は、この街の住人の多くがアイルランドからの移住者である事を暗示するためにミニハープやイリアニ.パイプといったアイリッシュ楽器がソロを受け持っています。夕食の時間となりマイケルは、父サリバンを呼びに2階の父の部屋へいきます。父を見つめるこのシーンでは、父と子の愛情がハープのメロディでライトモティーフとして登場します。本作では、アンビエンスの役目を音楽が受け持つという役割なので多くのBGM音楽が登場します。
翌日、家族は、この街のマフィアのボス、ルーニーが主催する通夜へ参列します。このシーンも大勢参列者がいるのですが控えめなざわめきで、逆に遺体の周囲に置かれた保冷剤の氷からしたたり落ちる水音が異常に大きく強調されています。本作では、この後も水や雨音が多く登場しますがそれらは、「死」と深く関連しながら使われています。
本作では、多くのソース音楽が登場しますがこのソース音楽が、いわばアンビエンスを代用して時代や環境を表す役目です。通夜が終わり、人々は、アイリッシュダンスを楽しんでいますが、ここでマフィアのボス.ジョン.ルーニーが一人ピアノを演奏し始め、それに手を合わせてマイケルの父サリバンと2人で演奏が始まります。ここも人々のアンビエンスや、ホールでピアノ演奏しているといったリアルな響きはなく、純粋にピアノ音楽として表現されています。こうしたデフォルメが本作の特徴で、ピアノ演奏が終わると人々の拍手のアンビエンスで現実のシーンへ戻るというデザインです。
● 承 47’23”
父は何を仕事にしているのか?に関心をもった息子マイケルは、通夜で口論となったマフィアのフィンを訪問するコナーと父の車に潜伏します。ガレージでロッカーから取り出したマシンガンFOLEYが強調されます。
何か事件が起こる予告を雨音で表現し車の中に隠れていたマイケルのトランクの暗いカットにマシンガンの引き金を引くFoleyが強調されたレベルで響きます。倉庫内で口論となった末コナーがフィンに銃を放つと倒れ込むスローモーションに金属音のきしみを使った不気味な音楽が流れます。この曲だけが他のアコースティックな編成やオーケストラとは異なった異常感を表す音楽となっています。床に散乱するマシンガンの薬莢音が強調されますが随所にこうしたデフォルメしたFoleyと音楽という構成が登場します。
事件を目撃した息子マイケルを乗せて帰宅したサリバンがガレージに戻るとエンジンを切るタイミングで屋根から落ちる雨音のリアレベルが、大きくなり親子の緊張感を表しています。
フィンを発作的に殺害したコナーは、自分の立場を守ろうとサリバンとマイケルを殺害する計画を立て、サリバン殺害をもう一人のマフィア カルビーノに依頼します。
彼の経営するバーに入ると突然にぎやかなダンス音楽と客の喧噪であふれます。本作でリアルなアンビエンスを使ったのは、このシーンだけです。ダンス音楽は、カルビーノの事務室へ入るとともに低域中心のソース音楽に変化しますがサリバンが渡した手紙を読むカルビーノとそれを見ているサリバンのカットバックによる緊張感をこのソース音楽がじわりじわりとレベルアップすることで表現し机の本の下に隠していたカルビーノのピストルをサリバンが見つけて殺害し終わると同時にソース音楽の演奏は、終わり客が拍手するアンビエンス音で緊張感を表現したデザインも効果的です。
● 転 96’00”
ここから親子による復讐と流転が始まりますが2人がともに行動するシーンでは、Apfのメロディによるライトモティーフが時にはソロで、ある時はオーケストラを加えて度々登場します。カポネを頼ってシカゴの街へ移動するトラッキング.シーンのサウンド.デザインもデフォルメの良い例です。音楽が主体で車の走行シーンなどもアンビエンス音はありません。やがてシカゴの街へはいると車の通過音や人々のざわめきが低いレベルで単発的に登場します。
カポネの片腕ニティに庇護を拒絶された親子が去ると殺し屋マクガバンの登場で彼は、殺人事件の現場で死体を撮影するのが趣味という殺し屋です。ある事件現場に入ったマクガイアは、まだ息をしている被害者の前でカメラSPEED.GRAPHICをセットしますが、ファインダーを開けるFoleyも強調したレベルで、口を塞ぎ絶命させるシーンでは、窓外を走るシカゴの高架鉄道L-Rの走行音を段々レベルアップすることで絶命を表現しています。
このデザインのオリジナルと言えるのは、1972年 Godd Father-01でWalter Murchが行ったマイケル・コルオローネが麻薬取引相手をレストランで殺害する高架鉄道のサウンド・デザインを反映しています。毎回感じますが、ワールド・ワイドに仕事をするプロ・フェッショナルは、映像ー音声を問わず歴史をしっかりと学び発展させていることに敬意を表さずにはいません。
● 結 112’40”
ラストシーンも雨で始まります。ルーニーとコナーへのリベンジを決意したサリバンは、息子マイケルに置き手紙をしてマシンガンを持ってルーニーのOFFICEの外で待ち構えています。ルーニーのOFFICEから傘をさした7人が外の車へ向かいますが運転手は、すでに殺害されています。
身の危険を感じたルーニーと配下が雨の中で銃を構えると暗闇からマシンガンが火を吹き次々と倒れる部下、最後に残ったルーニーに近づいたサリバンがリベンジのマシンガンを発砲します。このシーン5’16”はApfのメロディとオーケストラという音楽がアンビエンスの役割を受け持ち雨音は、イントロの実写シーンまでありますがフェードアウトし音楽だけになります。
音楽と雨音のコンセプトが、見事なのでスペクトルを紹介します。アンダースコアーは、一貫して低域成分を受け持ち、雨音が高域成分を受け持って全体でフラットな周波数分布を構成しお互いが邪魔をしない見事なバランスになっています。
●低域中心のアンダースコアー周波数分布
●高域中心の雨音
●両者をMIXした周波数分布
映像がスローモーションになるとマシンガンの火が暗闇で見えるだけで銃声は一切ありません。6人の部下は、次々と倒れ一人残ったルーニーにサリバンが近づいて2人に戻ると再び雨音が低いレベルで復活します。
低レベルの雨音とは、対照的にルーニーのコートや帽子にはじける雨音は、印象的に大きく「お前で良かった」というルーニーの台詞の後、火をふくマシンガンは、一気に強調したレベルのFoleyとして登場します。
このシーンのマシンガンのスペクトラムを紹介します。デフォルメしたサウンドは、予想を超えた幅広い周波数分布をしています。
そしてマシンガンの余韻は、LS-RSに異常に長い余韻を持ち持続します。様式美と言えるこのシーンのサウンド・デザインは、本作のハイライトと言えます。
翌朝息子の待つホテルへ戻ったサリバンは、親子のライトモティーフがApfで始まりミシガン湖畔の姉のビーチハウスへ到着します。窓辺から湖畔を眺めるサリバンのカットから本作の冒頭で流れたさざ波が再び4CHで登場し部屋に待ち伏せしていた殺し屋マグワイアの銃声が響きます。死体を撮影する彼のカメラのファインダーの開く音とフラッシュ音Foleyが強調されます。息子の腕の中で息を引き取ったカットからテーマ音楽がApfとオーケストラで始まり冒頭で登場した湖畔のマイケルのシーンになります。
ここまでの窓辺の外からのカット、そして部屋の中、最後に息を引き取ってカメラがドリーバックしていくカットまで外や中、アップや、ワイドショットと変化がありますが、波音は、常に一定でそこで起きた出来事とは別次元でストーリを俯瞰しているような扱いになっています。
⚫️ エンドロール
エンドクレジット終了までの7’48”のテーマ音楽で117分が静かに終了です。
4 デザイン上の特徴
サウンド・デザインを仕事にしている方が本作を視聴するとまず「あれどうもいつもと違うな?手抜きしているのか?Foley音など単発の音が異常に大きくバランスも悪いのではないか?」という感覚を持つと思います。これは、監督のSam Mendesが映像と音響チームに与えたコンセプトというのを読むと納得できるでしょう。そしてその意図を熟慮しデザインにまとめあげたScott Heckerのセンスから学ぶべき点がたくさんあると思います。
Sam Mendesは、「The sound to be poetic not prosaic」「Operatic, not episodic」とコメントしています。
Scott Heckerは、それを、
● 単純化
● 強調化
● 脱リアリティ
という手法で具現化しました。シーン内で登場する各種Foleyは、強調され、それ以外の効果音は、単純化し必要最低限しかありません。登場する各種Foley音は、マクロレンズで接写したようなクリアさとディテールを出しています。周波数帯域でいえば、高域中心のサウンド素材が多く、Thomas Newmanの音楽の豊かな低域とうまくMIXされることでトータルのバランスが良くなるように考えてあります。絵画的な陰影を強調し彩度も薄い映像の「ルックス」と違和感なく調和したデザイン例として大変参考になるデザインだと思います。
(アカデミー音響効果賞/ベストMIX/ベストScoring Musicとサウンドで全てにノミネートされ評論でも多くの賞賛を得ましたが本賞は、受賞できませんでした。ハリウッドの人々は、こうしたバイオレンス.アクションのサウンドには、効果音てんこ盛りの派手さを期待したからでないかと個人的に推察します!)
5 音楽
作曲のThomas Nemanは、1955年L.A生まれでSam Mendesとの仕事は、1999年「アメリカン.ビューティ」からで2012年の「007 Sky Fall」では、第85回アカデミー・ベストオリジナル・ソングを受賞しています。
しかしアカデミー・ベストScoring Musicは、9回もノミネートされながら本賞を受賞していません、それは、控えめで知的なサウンドが原因かもしれません。本作では、
● Road to Perditionというメインテーマとモティーフ
● アイリッシュの街
● 父と子の愛情
といった大きな音楽の役目を受け持ちオーケストラ/ピアノ主体のソロ系/アイリッシュ楽器のソロという異なった曲想を派手ではありませんがサラウンド空間をたっぷり使ったレンジの広いサウンドになっています。特に豊かな低域は、本作をUnder Scoreとして使った時の重心の低さに貢献しています。
本作の特徴のひとつに「ソース音楽」の活用があり、
● サリバン家の夕方、台所に流れるラジオ音楽
● 通夜の夜 アイリッシュダンス
● 同じく通夜の2階の部屋でコナーが聞いているラジオ音楽
● カルビーノが経営するバーで演奏しているダンス音楽
● サリバンの殺害を依頼されたマグワイアの部屋で流れるラジオ音楽
● 父と子が途中で寄ったレストランのラジオ音楽
● 父と子が銀行襲撃後食事するレストランのダンス音楽
● ルーニーが礼拝に行った教会の聖歌隊
等が、ドラマの舞台であるアメリカの1930年代大恐慌時代の雰囲気とアイリッシュの街をアンビエンス音として表したのではないかと思います。
ソース音楽を効果的に使ったシーンは、サリバンがカルビーノの店を訪問し手紙を開いて読むカルビーノと彼の反応から何か陰謀があると察知したサリバンの2人カットバックに流れるダンス音楽の扱い方です。心理描写と緊張感を効果的にソース音楽で表した例だと思います。
音楽使用比率は、50.42%で最近の映画の音楽多用傾向から見れば妥当な配分だと思います。
5-1 スコアリングMIXER Armin. Steinerの録音アプローチ
彼の資料を調べていて興味深いコメントがありましたので紹介します。一般的なオーケストラのスコアリング・メインマイキングは、欧米を問わず決まってNeumann M-50/150のDecca Treeが定番となっていますが、彼はそれとは異なったマイキングをしておりその考えが参考になると思います。
●私のお気に入りは、ゼンハイザーのMKHシリーズマイクで現在最高のものだと思います。私にとって重要なことは、音楽的に聞こえまたリアルにも聞こえることです。MKHシリーズがとても良い音を出す理由は、軸外特性も軸内特性も均一で暴れがないためです。スコアリングのメインマイクとして定番のノイマンM50は、軸外特性が暴れておりギザギザです。単一の音源を録音するのと違ってオーケストラ録音は、お互いのカブリをうまく利用しなければなりませんからカブリの音が汚いとサウンドもクリーンになりません。
映画のスコアリングにはオーケストラの音が必要でありほとんどすべてが5本のメインマイクでオーバーヘッドから捉えオーバーヘッド用はMKH80または800になります。オーケストラの左右アウトリガーと呼ぶ2つのサラウンドには、MKH20を使用します。スポットマイクについても、他のレコーディングで見られるような近接マイキングをしません。スポットマイクには、ソロを強調したり、バランスを変更したりする必要がある場合に備えて、木管楽器の上にMKH40を配置しブラス・セクションは、TLM170が好きでティンパニーにも、TLM-170です。リバーブを使う場合もモニターでなく本線に同時に録音します。過去12年以上使用してきたお気に入りのリバーブは、Roland R-880で約10年前にプリセットしたお気に入りのプログラムがあります。
私たちスコアリング・ミキサーは、は個人の勝手な解釈で音楽を歪めず作曲家がイメージした音楽を最大限捉えるのが仕事だと思っています。
6 効果音 Foley
すでに述べたように、ストーリ展開をアンビエンスやFoley, 派手なVFX効果音でサポートするのではなく単純化したFoleyサウンドを強調して使うというコンセプトが一貫しています。使われたFoleyは、
● 父が帰宅して取り出したピストルをおく
● 通夜で棺から解けて流れる水音
● マイケルが夜に読んでいるコミックのページめくり
● 車の中での父のマシンガン装填
● 倉庫での発砲と薬莢散乱
● 雨音
● 幹部会でルーニーが息子コナーを叱咤して叩くテーブル
● 父のピストル発射音
● 殺し屋の持つSPEED GRAPHICカメラの操作音
● 殺し屋が依頼を受けメモする鉛筆
● 親子で奪ったカポネの現金を鞄へ投げ入れる
● 会計士ランスの部屋で鳴る取引開始後のテレタイプ
● 父のマシンガン
等でいずれもクローズアップされた録音と誇張したレベルで使われているのが特徴です。
おわりに
いつもと異なる様式美を表したデザインは、新鮮な視聴感覚を体験することができます。日本の歌舞伎や能、アニメでみられる「単純化した様式美」に相当するデザイン例として大変秀逸な作品ではないかと思います。
サウンド・デザインを担当したScott Heckerの近作では、2012年「Hotel Noir
2013年「Man of Steel」2015[Mad Max Fury Road]、近作は2023年Rebel Moon-part-01 A child of Fireなどがあります。