寺子屋メンバーの嬉しいW授賞の2007年5月25日ニュース
5月25日は、あいにくの雨でしたが、授賞されたお二人にとっては、心は晴天の一日となりました。
ローランド音楽財団が今年新設した 浜松 エレクトロニックアート賞の第1回授賞を冨田勲さんが授賞されました。
ローランド音楽財団は創立13年目で、理事長にはJAZZピアニストのベテラン前田憲男さんが就任しています。
表彰式典は、東京プリンスタワーのボールルームで盛大に行われ、500名を越す各界の関係者、友人のみなさんが冨田さんの授賞をお祝いに参加していました。国内では企業の文化貢献事業が「収益優先主義」とともに減少してしていますが、浜松を拠点としたROLAND では、その志が地道に継続されていることに創立者の情熱を感じます!
海外からの参加者の中には、冨田さん愛用の「MOOG シンセサイザー財団」からもメッセージが寄せられました。
会場では、かつてROLANDが世界規格として提唱したMIDIの開発を担当していた則安さんをおみかけしたので、冨田さんと記念ショット!をお願いしました。また我々が昨年夏休み持ち出し寺子屋で冨田別邸にてお世話いただいた、奥様とご家族の記念ショットも快諾いただきましたので紹介します。「その節は大変ありがとうございました!」
もう一つは、同日16:00から青山ダイアモンドホールで開催された
日本ポストプロダクション協会のJPPAミキシングアワードにて東京TVセンター 高木創さんがVP部門「色彩の記憶 辰砂」のミキシングで見事ゴールド賞を受賞しました。
アワードの審査員の一人としてこのミキシングは「デザインを考えた音の組み立て」を随所に感じることのできる点を高く評価したいと思います。オメデトウございます!
学生部門で注目したいのは日本工学院八王子専門学校制作のBIG BAND で、なんとスタジオLIVE をサラウンド収録しており、見事シルバー賞を受賞しています。この指導は、InterBEEのシンポジューム運営も一緒に担当しています堀さんが行った成果ではないかと思います。機会をみて寺子屋でデモしてもらいましょう!学生のセンスと情熱から我々も刺激を受けると思います。
もうひとつサラウンド制作で授賞したのはNTVドキュメンタリー「音の記憶 5.1CHでよみがえる東京大空襲」です。焼夷弾で包囲し大量市民殺戮を実行したアメリカの行動をサラウンドの叫びとして用いた引地さんの行動力が結実した番組として大変意欲的でした。TSPの濱田さんは、元PCLの染谷さん同様この賞では常連となった賞とりミキサーですね。
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