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By Mick Sawaguchi 沢口真生(沢口音楽工房/サラウンド寺子屋 主宰) >> Download(PDF)
[ はじめに ]
私にとって2010年は、まさにアジア放送界のサラウンド元年と言えるくらい各国でサラウンドセミナーを担当しました。サラウンド マフィアとかサラウンドSHOGUNとニックネームがついている私にとって国内は、もとよりアジアの人々がサラウンド制作の機会を作ろうという意欲をお手伝いできるのは、うれしい限りです。2月には、ソウルの音楽制作者へ、6月のKOBAで放送むけに、10月には、北京で中国の各省の放送局の方々へ、11月初旬には、台湾のデジタル放送アジア調査団の方々へ、そして今回インドのムンバイでSTAR-TV INDIAのために制作しているプロダクションの方々に11月28日から12月6日まで実践的なサラウンドワークショップを行うことになりました。ここでは、ムンバイで行った1 WEEK実践セミナーとインドの制作事情についてリポートしたいと思います。
[ 1 インドの放送事情 ]
インドは、国営の放送局がありますが民間は、制限されています。それを補うのが衛星放送でこれらは、家庭へケーブルで配信され毎月の契約料金は、ドル換算で$10-15だそうです。地理的には、ムンバイが制作拠点で送出放送局はデリーと分担されています。TVガイドをみると、15くらいの衛星チャンネルがありその中がまたジャンル別で分かれていますのでかなりのプログラムが提供されています。その中でもトップ4のリーダとして大きな影響力を持っているのが各国でも衛星放送を行っているSTAR-TV Indiaです。インドでは、この放送局の動向が今後の放送ビジネスに大きな舵取りをしています。いわばSTAR-TVが何をやるのかをウオッチしてほかもそれに習うといった感じでしょう。このSTAR-TVが2011年に、HD+5.1CHの新たなチャンネルを4つほど立ち上げるということで、関連プロダクションとしては、それに対応できるスキルを身につけておくため急遽サラウンド制作の実践ワークショップの必要性が持ち上がったといういきさつです。(HD映像制作については、数年まえから撮影技術、セットデザイン、メーク、編集などのセミナーが日本のメーカ主導で行われてきたそうです)なにせ現状のインドの放送は、モノーラル制作が主流で、ここへいきなりサラウンド制作を行うわけですから、まさにプロダクション制作側にとっては、一大事でしょう。STAR-TVの番組の多くは、インド国内の制作プロダクションやフリーランスの人々が制作して納入という形態です。ということで今回DOLBY INDIAから私へOFFERが舞い込み今回のインド行きとなりました。
[ 2 どんな番組が人気でサラウンド制作をやりたいのか? ]
日本国内のサラウンド制作でいえば、まずはスポーツから取り組み、ライブコンサートやクラシック、ドキュメンタリーや自然番組、そして最後にドラマといった流れで推移してきました。韓国では、音楽サラウンドとスポーツ番組をやりたいということでした。中国もまずスポーツからというアプローチでした。
インドの放送番組に縁のない私とってサラウンド制作をどうやろうとしているのか?まったく想像できません。DOLBY INDIAの窓口になってくれたPANKAJA氏とたびたびメールで打ち合わせをしましたが、STAR-TV側の希望は、ドラマと公開番組でスポーツには関心がない、また音楽も関心がないという意向です。
そこで、現地ムンバイについてからワークショップのプログラムを再検討することにして考えられる要素をパワーポイントで作りデモ素材は、様々なジャンルを満遍なくブルーレイで用意していくことにしました。デモに使う国内の素材は、AACエンコードですが、これは残念ながら国外のブルーレイ再生機で再生できません。これには苦い経験があります。2月のソウルで行ったセミナーのときに主催者側が、「ユニバーサル ブルーレイ再生機でアナログ出力付きの機材を用意しておくので素材だけ持ってきてくれば良い」ということばをそのまま受け取っていったのですが、ユニバーサルBDプレーヤには、AACデコード機能が無かったのです。HDMIからAVアンプでデコードしようとしましたが、これもAACが対応していません。この経験から6月以降のアジアでのセミナーには、国内からBD再生機アナログOUT付きを持ち出すことにしました。このおかげでトランクの半分は、機材が占有という状態です。
さて気温30度のムンバイに到着。機材準備とサウンドチェックが28日に設定されていましたのでここでセミナーをサポートしてくれるDOLBY INDIAのJYAYANとインドで初のDOLBYコンサルタントVICRUM氏と合流してようやく全貌が理解できました。STAR-TVの番組は、大きくわけるとFICTION(Soapsともいってました)番組とNON-FICTION(Realityともいってます)番組という区別がされています。ここでFICTION番組というのが我々でいうドラマで主に昼間の主婦向けの設定でジャンルはドラマとロマンスにわかれています。
NON FICTIONという中身は、アメリカで人気のアイドルショーやリアリティ ショー(Big Brotherというのが人気番組だそうです)、そして映画「スラムドッグ ミリオネア」で世の中にも知れ渡ったクイズ番組や歌の全国勝ち抜きコンテスト、音楽とバラエティが合体したようなMUSIC-SHOWとよばれるジャンルでChat. Cookery .Fashion. Othersなどといったジャンル分けがされています。
STAR-TV IndiaのHPには、STAR-TV PLAYERという番組配信再生プラグインが用意されています。これはBBCのi-PLAYERと同じコンセプトで見逃した番組を1週間見ることが出来パソコン世代の取り込みに活用するツールです。ここには、PROMOというコーナが専門に用意されており、視聴者は、みたい番組の予告編をひと月先まで検索してみることができます。これは、強力な番組宣伝効果だと思いました。各スポットは30秒で、まさに映画の予告編です。ワークショップ期間中にSTAR-TVのミキサーが、話していた毎日30-40本のPROMスポットをミキシングしている。といっていたことがこのHPをみて理解できました。
ワークショップでのミキシング素材として用意してくれたサンプル映像をみるとNON FICTIONというタイプの番組の傾向は次のようです。
○ 収録は、スタジオあるいはホール、OPEN会場でいずれも大規模。
○ 司会と審査員 ゲストがいてメインは14歳以下の子供または大人
○ 公開番組仕立てなので聴衆はたくさん。
○ 映像は、大型クレーンとバリライトのてんこ盛りでめまぐるしいカットの連続。
ではFICTIONといわれるTVドラマは?ポストプロダクションでの十分なスケジュールがないという制約のためか、台詞とその隙間をうめつくすBGMが主体で効果音はほとんどない、まさにしゃべりまくりのべたべた音声です。ドラマの感情は、すべて音楽が担っています。
インドの視聴者は、海外の映画よりもローカル制作のドラマを好むということで大量のドラマが制作されていますがほとんどがこうした音の構成です。ですから私から「ドラマは、もっとも手間がかかり、デザイン能力も一番必要とします」と話しても映像編集時に同録台詞を編集してそこに音楽をはめ込んでいくだけで完成しているドラマがどうして一番難易度が高いのか?理解できないようでした。
現在の制作フローは、
○ スタジオあるいは、ロケで収録、ロケカメラはデジベータなど。ゆとりのある収録では、プロツールズやNUENDOでマルチ収録。
○ 収録素材は、FINAL CUTへデジタイズ、編集マンが編集
○ 残りのトラックへ音楽などをいれて編集マンがMIXして完成
○ 予算がある場合は、編集音声データを吐き出してプロツールズでMIX完成音をFINAL CUTへ戻し完成
○ マスターVCRへ音戻して完成
といったながれだそうです。ですから今後サラウンド制作を取り組むとなるといままでのワークフローを見直おすインフラ整備が必要でこれが解決しないとサラウンド放送は、かけ声倒れになる恐れがあります。STAR-TVでは、先ほど紹介した本編にふさわしい予告CM(30sec)をサラウンドにしたい意向ですが、現状のポストプロダクションに割り当てられたスタジオ時間は、60分だそうで著作権フリーの音楽にナレーションとSEをMIXしていく流れ作業だそうですのでどういったワークフローにするのか課題は多いといえます。
[ 3 傾向と対策 ]
ワークショップ初日は、今回の参加者53名全員にむけての基礎ガイダンスとしました。(みたところ平均年齢は20歳代半ばといったところです。インドは、平均年齢が大変低い若者の多い国です。)
翌日からは、チームを2つに分けてそれぞれ2日間を使い1日をMUSIC-SHOW1日をドラマのサラウンド制作としてSTAR-TVが用意したビデオと音声を使用します。Music showは、「CHHTE USTAD」という子供だけの参加による全国勝ち抜きコンテスト。ドラマは、「PRATIGYA」というドラマからロケーションのクリップです。音声素材は、プロツールズに48KHz-24bit16トラックでマルチ収録してあり、映像は、QTです。これを使って参加者が実際にサラウンドに仕上げてみるという実践編です。そして最終日は、ロケや中継を担当しているミキサーを対象にサラウンド収録とマイクや機材のセミナーを行うという6日間です。インドもアジアのDNAに染まっていますので難しい理論よりもこの2つのジャンルをどうすればサラウンドに仕上げられるか?を優先しました。
MUSIC SHOWでは、3つのステムを構成。ひとつは音楽ステム、ひとつは司会とボーカル、そして3つ目をオーディエンスステムです。プロツールズ内でどうバスを構成していけばいいのかをまず理解してもらい、その後は各自がどのように素材を料理してもよいという流れです。
放送をみていても同じ疑問があったのですが、公開番組で会場を埋め尽くす聴衆がいても肝心のリアクションや拍手がほとんどありません。どうしてなのか質問すると「セット内は、クレーンが飛び回り、天井からはスカイカムカメラが走り回り、風など特効の音がうるさくマイクなど立てられない。ポストプロダクションもやらないので拍手を追加することも無い」という返事でした。これは、サラウンドMIXをしようとすれば大きな課題です。素材をオンリー録音するとか、ライブラリー化して対応できるフローを検討しなければ成功しません。
ステムという信号経路をつくるとどういったメリットがあるのか?それぞれの素材をどういった定位にすれば効果的なデザインとなるのか?現状は、モノーラルマスターを仕上げなければならないのでどちらを優先するのか?そのワークフローはどうすればよいのか?などを終了時にアドバイスします。
一方のドラマでは、無音からモノ、ステレオそしてサラウンドでの様々なデザインの仕方とD-M-Eのステムの構成と各素材の定位について使用する素材を例に解説し、その後参加者が一人2時間をめどにサラウンドMIXを行いました。STAR-TVから参加した人々は、さすがに当事者意識が高いせいか、STAR-MOVIE CHの予告編ビデオ素材を持参して、それをサラウンドに仕上げてみたり、「CHHTE USTAD」という子供の全国勝ち抜きコンテスト番組では、大変すばらしい音楽バランスで仕上げるひともいました。彼は、映画のサラウンドMIXをやっていてその後STAR-TVへ移ったそうで経験があったからだと思います。
参加者の中で感心した一人は、3人で制作会社をつくっておもに中継制作を行っているというこの道20年のCherag Camaというベテランミキサーです。彼は全ワークショップに参加し、いろいろと質問もしてきました。あとでJAYANに聞いたところでは、インドでもこの道10年選手となるともう勉強することはない。と思い込んでこうした新しいことに取り組もうとはしないそうですが、彼は偉いといっていました。確かに今回の参加者の平均年齢は20代半ばくらいでしたから彼の年齢でいえば突出していたといえます。
[ 4 インドのミキサー気質 ]
2日目からの実践ワークショップを観察していると、どこでも同じような光景にであいます。まずは、実際にプロツールズでやってみたいグループと傍観者として参加してその代わりデータは、しっかりノートに書き留めているグループです。
さて実際にミキサー画面の16トラックを目の前にしての対応は、とにかく各チャンネルにどんな音が入っているかを聞いてそれだけで満足してサラウンドMIXは手をつけずに交代するひと。
特定の楽器や歌だけをソロで選んでリバーブやディレイといった効果にだけ時間を使う人、
ドラマでもBGM音楽のサラウンドMIXに集中して後は、顧みないひとからしっかりベースやキックパートから始めて音楽をくみ上げていく本格派、ミキサー画面でマスターのレベルやサラウンドスコープでレベルや広がりを確認するひとまで様々です。しかしまずは、体験してもらうというのが今回の主目的でしたのでこちらからおしつけがましいアドバイスなどは、ひかえました。
一日が終わったあとで総括として注意点やほかにどんな方法があるのか?といった例を紹介し、世の中では、どうしているか?といったワールドスタンダードについてのコメントは、毎回実践しました。以下特徴を。
● モニターが異常にでかい。これは市内の騒音レベルが高くS/N比が悪いという感覚からきているそうです。市内は、交通渋滞のためいつも警笛が鳴り響き我々には、なつかしい風景です。
● 自分が必要な知識がわかればさっさと帰る。
● 勝手にティータイムをとる。
● 30分の遅れは、覚悟。(これは毎晩21:00くらいから早朝までナイトタイムを楽しむ習慣なので朝は弱いからだといってました。)
● MIXをはじめるとすぐEQ.COMPプラグインに手を出し全体のイメージをつかまない。
● 低音が好き。
● 音楽はリバーブをボーカルはフィードバックディレイを問答無用でかける。
● ロケーションミキサーのスキルがポストプロダクションより低いので歪みやマイクノイズの入った素材が持ち込まれるためかお互い仲が悪い。
一方、映画製作となるとサラウンド制作も多く、予算もスケジュールもそれなりに確保されているので映画でのサラウンドMIXのノウハウをもった映画ミキサーは、多いそうです。多分今後は、こうした人々がリーダーシップをとってデジタル放送でのサラウンド制作を引っ張っていくだろうとDOLBY INDIAのスタッフも話していました。ドラマ関連は、たしかにこうしたノウハウが還流できますが、それ以外のジャンルはどうするのか?気になるところです。
DOLBY INDIAですが、現在は仮設OFFICEで運営していますが、来年には本格的なOFFICEを自前で建設しそのなかにはデモやセミナーのできる機材や設備も整備して多くの方々がサラウンドMIXを経験できるようにするそうです。また制作拠点であるムンバイだけでなく、送出拠点であるデリーにも支社を設立してフォロー体制を充実するといっていました。エンコード/デコード/メタデータ/モニタリング環境そしてラウドネス対応など課題は、たくさんあるが来年は、それらを解決するために精力的にフォローしてビジネスとしても成功させたいと強い意気込みでした。
現状プロダクションからの納品は、ビデオテープですが将来はファイルベースでの納品へシフトしていくのでこうしたフォローもやるそうです。
[ 5 スタジオ事情 ]
今回ワークショップ会場となったのは、いわゆるボリウッドといわれるインドの映画製作拠点の一角にあるWISLING WOOD映画学院の教室です。ボリウッドといって私が、想像していたのは、ハリウッドのように広大なエリアに整然と点在する撮影スタジオやポストプロダクションハウス、、、、でしたが。FILM CITYと呼ばれる一角はインド政府の国有地で山や丘、森に囲まれた自然公園のような場所でした。入り口は2ヶ所で森のなかには、確かに現像所やポストプロダクションスタジオがいくつか点在していました。が肝心の撮影スタジオや広大なオープンセットはみかけません?下の写真の右側の森がその拠点です。
これらは、プロジェクトごとに丘を切り開いた平原にセットを建て、終わると取り壊すそうです。トタン塀で囲まれたこれまたトタン屋根の建物がいくつか点在していましたがどうやらこれが撮影スタジオのようです。しかし、夜でも道路わきや広場に簡易なセットがたてられクレーンにのったカメラが動いていましたのでどこでも撮影といった感覚なのでしょう。
一方のポストプロダクションは、北ムンバイのAndheriと言う地区に集中しておりここにスタジオ、officeそして映画関係者の住まい、高級ホテルなどがあります。ムンバイ市内で15の映画ポストスタジオがあるそうでそのうち8スタジオがこの地区にあります。
[ スタジオ訪問 ]
帰国の6日は、フライトが夜だったのでDolbyのコンサルタントBHASKARさんにアレンジしてもらい4つほどポスプロを見学しました。
Yash Raj Films(YRF)
Soundcity
Balaji Studio
Empire Audio Centre
です。
YRFは、インドで最先端の設備と規模だそうで、撮影スタジオが3つとAUDIO WINGという音声ポストプロダクションビルなどが総合的に整備されています。
ダビングステージ:
音楽スコアリング:
音楽トラッキング:
Foleyスタジオ:
PRE-MIXルーム:
そして光学録音室などがまとまっています。スタジオ音響設計は、カナダ トロントのMartin Pilchnerが担当したそうで全室統一感のある内装です。コンソールは、pre-mix roomのi-conを除いてams DFCかLibra、スコアリングスタジオは、Neve 88Rモニターはダビングステージを除きすべて巨大なGENELEC 5.1。全室サーバーでネットワークされています。
[ SOUND CITY STUDIO ]
ここは、FINALMIX専用のスタジオでコンソールは、amsDFCです。
[ Baliji studio ]
ここもfanal mix専用のスタジオで、音響設計は、Dynaudioを設立した、Andy.Munroが手がけ、ダビングステージとして初めてスクリーンバックのモニタースピーカにDynaudioを採用しています。Mixをしていたミキサーの話では、最初は戸惑ったが、ホーンドライバーでなくダイレクトラジエーターから再生されるサウンドは大変自然で気に入っているとのことでした。ここは、HARRISON MPCコンソールです。
[ Empire Audio Centre ]
ここはインドで最も早くDolby Stereoを導入した歴史あるスタジオだそうで、建物もイギリス風のデザインでした。設備は、やや古く半地下のダビングステージは、I-CONで機材もその後ろにラックで積み上げられていました。
[ おわりに ]
インドでは、水が危ないと聞いたので水の代用は、ビールかワイン。お茶などは、沸かしたホット系にしました。ムンバイは、交通ラッシュで道路整備は、あまり進んでいないため土ホコリが舞い上がりセミナーから帰ってホテルでバスタブにはいると底に細かな泥がたまっています。ムンバイは以前ホテルがテロにあったため、どこに行っても厳しい手荷物検査でこれだけは、閉口しました。ムンバイのミキサーは、韓国、中国と異なりあまり社交的でないのでカンペイ攻めは全くありませんでした。逆に構えていったせいか拍子抜けでもありましたが。
かなり昔の経験になりますが、30代でJAICAの研修で、マレーシアやタイでセミナーを行ったときにインドから参加していた人々は、スキルはないのになにかと口やかましく、常に自分をアピールする傾向でいい印象を持っていませんでしたので、今回もセミナー中は、あれこれ口を挟んでくるだろうと想像していたのですが、みんな無口で大変紳士的でした。質問するにしても遠慮勝ちで自分の知識を得意げに披露するといったことも一切ありませんでした。時代が変わったのか。あるいは当時参加していたのがインドのエリート階級だったからかさだかではありません。
インドのデジタル放送で新たに開局するHD-5.1CH専門チャンネルからどんなサラウンドMIXが放送されるのか、モニターできる日を楽しみにしています。(了)
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