By Mick Sawaguchi サラウンド寺子屋塾 主宰
これは、NHK時代に制作した多くのダミーヘッド録音から得られたノウハウ〜ダミーヘッドをいかに効果的に使うか?を1990年の音響学会誌「ダミーヘッド特集」のなかで制作の実際として寄稿した私の論文のコピーです。
NHKでの最初のダミーヘッド録音によるドラマは、1980年1月1日〜6日放送の萩尾望都原作「ポーの一族」に始まり1990年代には、夏期特集として9月月間だけでも35本ものダミーヘッドドラマが制作されていましたのでここで我々は、多くのノウハウを経験することができました。
2000年代に入った現在、ヘッドホンでのサウンド再生愛好者がPDAやI-PODスマホなどのモバイルツールの普及で飛躍的に増加しています。
外付けのHP DAやHP。そしてイヤホンへの関心は、ヘッドホン祭りやヘッドホン専門店といった形で若者に定着してきました。ヘッドフォンでサラウンドーーー!となれば古くて新しいツールが「ダミーヘッド」録音です。ダミーヘッドの持つ特徴と利点、をうまく理解してソフトを制作すれば、今日的なサラウンド ソフトを市場へ提供することが可能です。ここでは、そのためのノウハウを温故知新のデータとして掲載しましたので、参考にしてください。
「サラウンド入門」は実践的な解説書です
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